お真面目な方々から言わせれば
要するにチンピラ俳優なんですけど
好悪は勿論あれども、たくさん観聴きした三等外野席長生き組には
こういう型破りの役者がいればいるほどスクリーンは面白い。
型にハマった演技や役者なんか誰が観たいもんか。
晩年は柔らかくなったとか言われていたけれど
(当たり前ですよ、加齢と病気で皆そうなる)
いかにもアタマっこ悪そうな、脳内、ビュービュー、風吹いてるような言動
恥ずかし知らずの知性も教養も感じられない男優ではあったし
少なからず松田優作っぽい影も見え隠れはしたけれど
萩原健一は、ショーケン・ブランドの俳優人生、彼なりに生きたんじゃないかと思う。
ま、回りはエラい迷惑だったかもね。(笑)