「人生模様」の第3話です。
青字の解説はロイド・シアターより
第3話 「最後の一葉」
オー・ヘンリーは、ノース・カロライナの出身で、20歳の時にテキサスへ、南西部を渡り、中南の少共和国も歩いたが、40歳でニューヨークに着き、その街を愛し、地下鉄の走るバクダットと呼びまさにアラビアン・ナイトであった。
「最後の一葉」という作品があるが、舞台は、グリニッジ・ヴィレッジ、季節は冬、気候は吹雪、家賃の安い芸術家の街である。貧しくても野心を忘れない。併し、生と死は同居し、愛も破れる時がある。
失恋した若い女画学生ジョアンナ(アン・バクスター)は、失望にうちひしがれ、寒いニューヨークの街をさまよった末、姉スーザン(ジーン・ピータース)と一緒に住むアパートに辿り着いたが、そのまま病の床に伏した。
医師は肺炎と診断し、ジョアンナが生きる希望を取り戻さなければ助からないと言った。
彼女は自分の部屋の窓ぎわに生えている蔦にある21枚の葉が、その1枚ごとに彼女の1年間の生命を意味し、最後に残った葉が風に吹き落とされたら、自分は死ぬと思い込んでしまった。
彼女の容態は悪化し、ある朝、蔦も葉も最後の1枚になった。途方にくれたスーザンは、バーマン(グレゴリー・ラトフ)という画家に悩みを訴えた。
強風の吹きすさんだ1夜が明け、ジョアンナが目を覚ました時、最後の1葉がそのまま残っているのを見て元気を取り戻した。実は最後の葉は風に吹き飛んだのだが、バーマンが描いた葉であった。
夜中寒風にさらされたバーマンは、そのため死んでしまった。
当時、FOXの二大女優!!
アン・バクスター (1923~1985)
ジーン・ピータース (1926~2000)
二度目の旦那はかのハワード・ヒューズ。
映画と関係ないカッコいい「The Last Leaf」(最後の一葉)は
カスケーズが歌います(笑)↓。
映像も綺麗、お見事です!。
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